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違いは実質電源方式のみで、3.5型モニター/静止画録画/代理応答などの基本機能はほぼ同じです。
工事不要でカンタン導入→SE31KL、配線を隠して見た目スッキリ→SE31XL。
在宅・不在時の防犯性を高めたいなら、設置性と録画確認のしやすさがカギ。
住環境と優先度に合わせて選べば失敗しません。
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前提と全体像:SE31は「使い勝手の軸」が同じ姉妹モデル
SE31シリーズは来訪者の顔を確認しやすい3.5型カラーモニター、不在時のログに役立つ静止画録画、来訪対応を助ける代理応答など、日常で本当に使う要点を押さえた設計。
UIはシンプルで家族全員が直感的に扱えます。
※「代理応答」=不在や手が離せない時に、あらかじめ設定したメッセージで来訪者へ応答できる機能。
XLとKLで違うのは「電源の取り方」だけ。
だからこそ、暮らしのストレスを左右するのは設置しやすさと見た目になります。
違いの本質(表で一発)
| 項目 | VL-SE31XL(電源直結) | VL-SE31KL(電源コード) |
|---|---|---|
| 導入ハードル | 配線状況によっては工事が必要 ※既存配線があればスムーズ |
コンセントがあれば工事不要 |
| 見た目 | 露出配線が少なくスッキリ | コードが見える場合あり(モールで軽減) |
| 移設の容易さ | 据え置き運用向き | 引っ越し・模様替えに柔軟 |
| 安全性 | コード引っかかりリスクが小さい | 小さなお子様・ペットなら配線ガード推奨 |
| 基本機能 | 3.5型モニター/静止画録画/代理応答は共通 | |
VL-SE31XLはこちら
VL-SE31KLはこちら
かんたん選定フロー
- 工事、できる? → できない/したくない:SE31KL。できる:次へ。
- 見た目の優先度は? → 生活感を減らしたい:SE31XL。そこまで気にしない:SE31KLも有力。
- 引っ越し予定は? → あり:SE31KL(移設ラク)。なし:SE31XL(据え置き安定)。
住まい別おすすめ
- 賃貸アパート/マンション:原状回復の観点で工事はハードル。SE31KLならコンセントがあれば即導入。
- 新築・リフォーム:壁内配線を設計段階で確保できるためSE31XLの美観が活きる。
- 社宅・短期入居:将来の移設前提ならSE31KLが総合的にラク。
- 子ども・ペットがいる:コード露出を避けたいならSE31XL一択。
詳細比較:設置性/見た目/移設性/安全性/コスト
1. 設置性
SE31XLは壁内配線を前提にした電源直結式。
既存配線がある住戸ならスムーズですが、ない場合は電気工事が発生する可能性があります。
SE31KLは電源コード式のため、コンセントがあれば設置可。
工事ができない環境でも導入ハードルが低いのが魅力です。
2. 見た目
生活感を左右するのが配線の露出。
SE31XLは壁内に収まるため非常にスッキリ。
SE31KLはコードが見えやすいものの、配線モールやケーブルクリップで目立ちにくくできます。
3. 移設性
引っ越しや模様替えの多い家庭ではSE31KLの強みが際立ちます。
コード式なので取り外し・再設置が容易。
一方、SE31XLは据え置き運用に向き、長期的な安定感が魅力です。
4. 安全性
SE31XLは露出配線が少なく、足に引っかけたりペットがコードを噛んだりするリスクが小さめ。
SE31KLは設置後に配線ガードやモールで保護すると安心感が増します。
5. コスト
本体価格差だけでなく、工事費(XL)や配線アクセサリー(KL)などの付帯費用も含めたトータルで考えるのがコツ。
初期費用を抑えたいならKL、長期の見た目と安全性を価値と見るならXLが好相性です。
注意:録画は静止画。運用のコツで“効かせる”
SE31は動画録画ではなく静止画記録です。
とはいえ、来訪の有無・顔の確認・トラブル時の証跡には十分役立ちます。
コツ:夜間は玄関灯や人感センサーと併用して顔の判別性を上げる/録画の見返しを習慣化して配達・営業の傾向を把握/代理応答の使いどころを家族で決めておく、など。
導入前チェックリスト
- コンセント位置(KL):延長コード常用にならないか。扉・動線に干渉しないか。
- 既存配線(XL):室内モニター〜玄関子機の通線ルートは確保できるか。
- 設置高さ:来訪者の顔が画面中央付近に映る位置か。逆光・暗所を避けられるか。
- 家族の操作性:高齢者・子どもでも録画確認・代理応答がわかりやすい配置か。
設置・配線の小ワザ
SE31KL(コード式)をキレイに見せる
- 配線モールで壁沿いにまっすぐ落とすと存在感が激減。
- ケーブルクリップで床・巾木に沿わせ、掃除機の引っかかりを防止。
- コンセントが遠いならL字プラグや省スペースタップで家具干渉を回避。
SE31XL(直結式)で注意したい点
- 既存配線がない場合は事前見積もりで工事範囲・費用を明確化。
- 壁貫通部は配線保護ブッシュでケーブル保護&見た目を整える。
- 将来のメンテを考え、点検口や余長の取り回しを適切に。
防犯効果を高める運用術
- 夜間の判別性:玄関灯の自動点灯と併用、子機の角度微調整で映りを最適化。
- 録画の見返し習慣:曜日・時間帯の傾向を掴み、不要な再配達や不審来訪に備える。
- 家族ルール:代理応答のメッセージ方針、在宅時の応答プロトコルを共有。
導入ステップ
- 住環境の確認:コンセント位置(KL)/既存配線(XL)。
- 優先度の決定:見た目/手軽さ/移設のどれを最重視?
- 型番確定:優先度に合わせてSE31XLまたはSE31KL。
- 準備品:KL→配線モール等、XL→必要なら工事の段取り。
- 初期設定:家族で代理応答・録画確認の使い方を共有。
まとめ:あなたに合うのはどっち?
違いは電源方式だけ。工事不要の手軽さ=SE31KL、見た目と安全性の高さ=SE31XL。
どちらを選んでも3.5型モニター/静止画録画/代理応答の基本はしっかり。
住環境と優先度を整理して、後悔のない一台を選びましょう。